-Ash Crevasse- (宮島將實) AB ※Medium
【販売開始】
2024年4月3日(水)19:00~
【Product】
益子在住の陶芸作家「宮島將實(Miyajima Masami)」に制作頂いた植木鉢作品。
陶芸家としては少し異質なキャリアを歩んできた宮島氏(陶歴参照下さい)
“自然と人為”相反する要素が一個体に凝縮された本作品。
岩を切り出したような一見荒々しくも無骨な印象だが、都会的で洗練された佇まい、そして僅かな“余白”が感じ取れます。
私自身が考えるに其れはおそらく、作家自身の人間性や素養といった部分がしっかりと内包されていることへの裏付けであると考えます。
「 灰被り」と言うだけあり、作品にたっぷりと灰が被さり焦げやビードロなど多彩な景色が鉢に投影されています。想像を超えた質感、色合い、佇まいを是非感じて頂きたいです。
専門的解説、細かな技法については敢えて割愛させて頂きます。
言語化ではなく、作家自身が感動し魅了された刹那的自然事象を陶芸家としての表現で可視化。
植物との掛け合わせの妄想に耽りながら、その一時さえも有意義に過ごして頂けますと幸いです。
※作品の性質上、ボロボロと剥がれ落ちている箇所や薄い筋が入っている部分が御座いますが「破損」ではありませんので予めご了承下さいませ。
This plants pot has been created by Miyajima Masami, a ceramic artist living in Mashiko.
Mr. Miyajima has had a somewhat unconventional career as a potter (please refer to his pottery history)
This latest work condenses the opposing elements of "natural and man-made" into one comprehensive piece.
At first glance, it looks like it was cut out of rock, giving it a rough and rugged impression, but it combines this with an urban and sophisticated aesthetic, with a hint of a "blank canvas".
I believe that this is evidence highlighting how the artists own humanity and background have been incorporated into this piece.
As the name suggests, this piece appears as if it is covered in ash, with elements of scorching and glass reflected in its appearance. This is a piece that truly lets you experience a texture, color, and appearance that goes beyond your imagination.
【size】
φ(直径) : 13,5cm
H : 10cm
【注意点】
一点一点作家自らが手作業でデザインを施している為、全く同じテクスチャーは存在しません。単純な量産作業の概念の下の製作ではなく、単一品番ですが一点一点作家の感性の赴くままに表現しているからです。予めご了承頂ければ幸いです。また上記に付随し、窯入れのタイミングや諸々の事象により肌質・色味・濃淡にムラが出ることが御座いますが、そちらも併せてご了承頂ければ幸いです。
単一品番ですが個体差のある作品です。ご購入の際のご指定はお受け出来ません。予めご了承頂ければ幸いです。
【作陶者】
宮島將實 (Miyajima Masami)
https://www.instagram.com/masamimiyajima/
1963年 仙台で誕生
1988年 早稲田大学卒業
1990年 渡米遊学
1993年 益子古木窯で研修
1994年 益子にて独立。
2007年 カリフォルニア州サンタクルーズで陶芸作品製作。サンタクルーズ美術歴史博物館展示。
2009年 穴窯築窯
2015年 トルコ共和国にてインターナショナルアートワークショップに参加。
2021年 益子やまに大塚ギャラリー緑陶里にて個展。
¥13,200
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