-Opus- 005 Small (渋谷英一)
【Product】
萩の陶芸作家、渋谷英一氏との試験的アプローチから偶発的に誕生した「Opus(オーパス)」シリーズ。陶芸作品的な柔和な膨らみそして曲線美、彫刻作品的な鋭敏な削りや彫りを一つの造形として成立させた作品群。
現代的な形状・デザインとは対極的に、経年変化が付与されたような鉄錆感溢れる肌質、テクスチャーを言語化するのであれば“退廃美”が尤も妥当かと。
アカデミックで伝統的な文脈への崇高な思い、憧れは抱きながらもご自身が追求したい表現、クリエイティブへ実直へ向き合い続けた結果そのもの。
伝統的な萩焼から独自のスタイルを構築された渋谷英一氏。
これは私の感覚ですが“気配”を纏った彼の作品からは景色や情景を連想する事ができます。植物との掛け合わせの妄想に耽りながら、その一時さえも有意義に過ごして頂けますと幸いです。
(※Element Low)
“Opus 002”をベースに低く扁平に再調整を施した浅鉢モデル「005」
【size】
直径 : 11cm
口径 : 10cm
高さ : 7,5cm
【注意点】
一点一点作家自らが手作業でデザインを施している為、全く同じテクスチャーは存在しません。単純な量産作業の概念の下の製作ではなく、単一品番ですが一点一点作家の感性の赴くままに表現しているからです。予めご了承頂ければ幸いです。また上記に付随し、窯入れのタイミングや諸々の事象により肌質・色味・濃淡にムラが出ることが御座いますが、そちらも併せてご了承頂ければ幸いです。
単一品番ですが個体差のある作品です。ご購入の際のご指定はお受け出来ません。予めご了承頂ければ幸いです。
【作陶者】
渋谷 英一 (Eiichi Shibuya)
Instagram : https://www.instagram.com/eiichi.shibuya/?hl=ja
1979年生まれ 日本伝統工芸会 正会員
2004年 祖父に師事し作陶を始める。
《受賞歴》
2011年 長三賞 第30回記念大賞受賞
2012年 山口県美術展覧会 優秀賞
同年 西日本陶芸美術展 入賞
2013年 萩の陶芸家たち展 優秀賞
2016年 現在形の陶芸萩大賞Ⅳ 大賞受賞
2018年 第5回陶美展 最高賞(日本陶芸美術協会賞) 受賞
同年 山口県芸術文化振興奨励賞 受賞
2019年 山口伝統工芸展 広島そごう賞
《入選歴》
2010年 萩市美術展 入選(以後、入選・美術協会賞 受賞)
2011年 九州山口陶磁展 入選
同年 山口県美術展展覧会 佳作賞(以後、優秀賞、佳作賞)
2012年 田部美術館大賞「茶の湯の造形展」 入選 (13,17入選)
2013年 菊池ビエンナーレ 入選
同年 第60回日本伝統工芸展 入選
2014年 「現在形の陶芸」萩大賞展Ⅲ 入選
同年 陶美展 入選
2015年 日本陶芸展 入選
《パブリックコレクション》
山口県立萩美術館・佐久市立近代美術館(長野県)
緑ヶ丘美術館(奈良県)
¥8,250
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