-黒化粧- (小野象平) No,003
【Product】
粉引き釉薬に鉄分を多く含まれているものを使い、1250℃の無酸素状態で8時間以上焚き上げる事で現れる、吸い込まれそうな表情豊かな鉄模様が特徴的。
“黒化粧”と形容されていますが実際の色味は枯れ草色(khaki)に近いです。
粗野な生地感と相まって非常に表情深い仕上がりとなっております。
【注意点】
一点一点作家自らが手作業でデザインを施している為、全く同じテクスチャーは存在しません。単純な量産作業の概念の下の製作ではなく、単一品番ですが一点一点作家の感性の赴くままに表現しているからです。
また上記に付随し、窯入れのタイミングや諸々の事象により肌質・色味・濃淡にムラが出ることが御座いますが、そちらも併せてご了承頂ければ幸いです。
単一品番ですが個体差のある作品です。
(※ご購入の際のご指定はお受け出来ません)
【size】
Φ (直径) : 16,2cm
Φ (口径) : 15,2cm
H : 9,5cm
【作陶者】
小野象平 (Shohei Ono)
1985年愛知県生まれ。
高知県香美市にて作陶。
父である陶芸家・小野哲平氏の元で、ものづくりの姿を見て育つ。
独立した後は、自ら山に土を掘り、釉薬の原料も一から作る器作りを実践。
朽ちていくことにある美しさを見出だした小野象平。
作り手はその手から作品を離し、時流という流れにそっと浮かべる。
人や動物が歳を重ねるように、刻一刻と肌が朽ちていく。
そして新しい美の価値観が再生され、育っていく。
朽ちていく美が、終わりなく、これから始まる止むことのない時間によって形成されることを、小野象平は願っています。
-official Instagram-
https://www.instagram.com/shoheiono10181018/?hl=ja
¥12,100