-黒志野- (小野象平) No,001
【Product】
日本の伝統的な志野釉に鉄分を加え、長時間焼成することで鉄分が染み出し独特のテクスチャーと深みのある“黒”が生み出されます。
土自体に含まれている成分の違い、窯内部の環境(配置場所等)によって個体差(艶やかな部分、乾いた質感のガサっと退廃的な部分)が生じますが、どの面を切り取ってみても一貫して品性の良さや美しさを纏っている印象です。
確かな技術を反映させた精妙な鉢姿に私自身魅了されています。
実用性、汎用性の高さも感じて頂けると幸いです。
【注意点】
一点一点作家自らが手作業でデザインを施している為、全く同じテクスチャーは存在しません。単純な量産作業の概念の下の製作ではなく、単一品番ですが一点一点作家の感性の赴くままに表現しているからです。
また上記に付随し、窯入れのタイミングや諸々の事象により肌質・色味・濃淡にムラが出ることが御座いますが、そちらも併せてご了承頂ければ幸いです。
単一品番ですが個体差のある作品です。
(※ご購入の際のご指定はお受け出来ません)
【size】
直径 : 18cm
内径 : 14,5cm
高さ : 8,5cm
【作陶者】
小野象平 (Shohei Ono)
1985年愛知県生まれ。
高知県香美市にて作陶。
父である陶芸家・小野哲平氏の元で、ものづくりの姿を見て育つ。
独立した後は、自ら山に土を掘り、釉薬の原料も一から作る器作りを実践。
朽ちていくことにある美しさを見出だした小野象平。
作り手はその手から作品を離し、時流という流れにそっと浮かべる。
人や動物が歳を重ねるように、刻一刻と肌が朽ちていく。
そして新しい美の価値観が再生され、育っていく。
朽ちていく美が、終わりなく、これから始まる止むことのない時間によって形成されることを、小野象平は願っています。
-official Instagram-
https://www.instagram.com/shoheiono10181018/?hl=ja
¥12,100
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